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パルミジャーノ・レッジャーノ

今日は、「チーズの王様」として有名なパルミジャーノ・レッジャーノについて書きます。

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日本では、「パルメザンチーズ」として市民権を得ているチーズです。
パスタを食べるときには、必ずといっていいほど食卓に登場する人気者!

このチーズ、イタリアでは「パルミジャーノ・レッジャーノ」と呼びます。
ちょっと名前が長いですが、主な産地であるエミリアロマーニャ州の「レッジョ・エミリア」と「パルマ」の地名にちなんでつけられています。

もちろんEUが認めるDOPチーズです。
指定地域の牛乳から造られ、熟成期間は最低1年以上と規定され、24ヶ月以上経ったものが最高品質と一般的に言われています。
形は両手でかかえるタイコ型で、重さは30キロ以上あることが条件となり、平均は40キロ程度です。

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ここで、問題です。

1つのパルミジャーノ・レッジャーノチーズを作るのに何リットルの牛乳が必要だと思いますか?

答えは、、、

、、、、、、、、

500リットルです。

こんなにもたくさんの牛乳が必要なんですね。
改めてチーズは偉大な自然の贈り物だなと感心してしまいます。


そして、同じパルミジャーノ・レッジャーノでも等級があることをご存知ですか?

・メッザーノ⇒12ヶ月検査後、長期熟成に適さずに出荷されるもの。
         粉チーズとなってイタリアのスーパーでよく売られています。
・メッザーノ以外のパルミジャーノ・レッジャーノ
 2007年より熟成度を示すシールが付けられています。
 ●18ヶ月以上熟成⇒赤シール
 ●22ヶ月以上熟成⇒シルバーシール
 ●30ヶ月以上熟成⇒ゴールドシール

日本では約2年間熟成したパルミジャーノ・レッジャーノがよく出回っています。
もちろん、熟成期間が長くなるほど人件費や設備費がかかるので自然にチーズの値段も高くなります。

パルミジャーノ・レッジャーノに限らず、イタリアの主なチーズは協会組織の下に製造されています。
自分たちのチーズの模造品が作られないように、きちんとルールを決めて製造に取り組んでいます。
そして、協会が決めた認定マークが各チーズに刻印され、市場で販売されています。

パルミジャーノ・レッジャーノのマークは、写真のものです。

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またチーズのカットも協会の認可制です。
認可番号がないとカットできないようにして、カットされても本物のパルミジャーノ・レッジャーノであることが分かる仕組みにしています。

本日のチーズ講座はここまで。

とにもかくにも、「チーズの王様」といわれるだけあって本当に美味しいパルミジャーノ・レッジャーノ。
日本でも一番手に入りやすいイタリアチーズです。

新酒ワイン「ノヴェッロ」が出回る10月。
イタリアワインと一緒にパルミジャーノ・レッジャーノでイタリアの秋を感じてください。
by minamiitalia | 2013-10-22 20:38 | イタリアチーズ
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