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ボローニャの旅その4

2日目の朝の話が続きます。

アズィネッリの塔に登った後、カフェでひとまず休憩して。

ようやく、この日2つ目の目的地「旧ボローニャ大学」へ!

現在のボローニャ大学ではなく、「旧」とついてるところに注目です。

訪れた建物は16世紀に建てられた「アルキジンナジオ館」。
ヨーロッパ最古の大学であるボローニャ大学(1088年創立)の最初の大学棟だった場所です。
現在は市立図書館になっています。

アルキジンナジオ館は、それまで街の様々な建物に分散されていた法学部(民事法、教会法学)と
学芸学部(哲学、医学、数学、物理学、自然科学)とを一つの建物内に統合することを目的として
建設されたそうです。

さて、ここでの見どころは解剖学教室。
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ここで1637年から人体解剖が実施されていました。

写真前方の教壇の2つの柱には「皮を剥がされた人」というタイトルの彫刻が2体あります。
なんだか、生々しいですね、、、

1944年1月に空襲に遭い、この解剖学教室はもとより建物の大部分が消失。
戦後すぐにオリジナルに基づき、復元されました。

建物の回廊には、たくさんの家紋が描かれています。
当時学生として通ったイタリア全土&外国からの上流階級の子供たち。
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夫はこの家紋のひとつ、ひとつを熱心に眺めていました。
実は夫アントニオは大の家紋マニアなんです(笑)

続いての見学場所は、同じ階の「図書室併設の講義室」。
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現在は展示されていますが、記者会見の場所としても使用されるみたいです。
この部屋にも数え切れないほどの家紋がびーっしり!

以上がアルキジンナジオ館の見どころです。

見学はひとり3ユーロ。
以前は無料だったそうです、残念ですね。

さて、最短で見たい場所を眺めたら、次は王道の広場へ戻りましょう!

実は1日目の夕方にも訪れていたのですが、
小雨が降ってきたので早々にアペリティーヴォへ行き、よく見学できていませんでした。

これこそが、ボローニャが誇る街の中心「マッジョーレ広場」。
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ネットゥーノの噴水が有名です。
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太陽がまぶしいほどの天気に恵まれて、観光は大詰め。
最後は同じ広場にある有名な教会へ。

この報告は次回へ。

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by minamiitalia | 2019-03-26 22:50 | ボローニャの旅2019
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