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ボローニャの旅その5

間が開きながら、ちょこちょこと書いてきたボローニャの旅。

今回が最後です。

2日目の午前中は帰りの電車まで、市内観光を楽しんできました。
その最後を飾るのが、「サン・ペトロニオ大聖堂」。
ボローニャの旅その5_b0305039_18473397.jpg
場所は街の中心であるマッジョーレ広場にあります。

ボローニャで一番重要な教会。
名前のとおり、街の守護聖人である聖ペトロニオに捧げられた教会です。

この教会の大きさがすごいこと!

サンピエトロ教会(バチカン市国)をのぞいたイタリア国内では3番目に大きい教会で、
長さ132メートル、幅60メートル、(内部の)高さは44.27メートル。

正面ファザードの高さにいたっては、なんと51メートルって、、、(驚)
ボローニャの旅その5_b0305039_18431333.jpg
レンガ造りのゴシック様式の教会としては世界で一番の大きさを誇ります。

1390年に建築が開始され、完成したのが1663年。
(正面ファザードについては、いまだに完成してないそうです。)

当時、世界で一番大きな教会を作ろうと計画していましたが、
時のローマ教皇がサンピエトロ教会よりも大きな教会を作ることを禁止。
そのため、当初の計画から左右の建物を渋々削って現在の姿になったそうです。

左右の建物が付いてたら、上から見たときにちょうど十字架の形になったのですが。。。

1日目の午後に訪れたときは、夕暮れ時だったので内部は暗くてほとんど見えませんでした。
よって、リベンジを兼ねて翌日の午前中に訪れたのですが写真撮影禁止のようです。
(写真を撮っていた観光客はボランティアの監視員に注意されてました)

内部はこんな感じです。
ボローニャの旅その5_b0305039_19060678.jpg
3廊式で礼拝堂が多く、見応えのある絵画や彫刻が沢山飾られています。

特に、初期イタリアルネサンスの彫刻家ヤコポ・デラ・クエルチア(1374~1438年)の
「聖母とキリスト」の彫刻が有名だそうです。

私たちは床に今も残る17世紀の日時計を興味深く見学しました。
ボローニャの旅その5_b0305039_19080507.jpg
この教会に来るまで、ペトロニオ(日本語名はペトロニウス)を知りませんでした。
5世紀にボローニャで司教をしていた実在の人物です。
残念ながら、南イタリアではメジャーではありません。

駆け足で楽しんだ観光もこれで終わり。
ランチを食べて、午後一番の電車でバーリへ。

あっという間の1泊2日。
今度行くときは100%バカンスで楽しみたいものです。

追伸:ランチで訪れた美食家向けのレストラン情報は記事で公開したいと思っています。
   しばらくお時間ください!

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by minamiitalia | 2019-04-09 19:21 | ボローニャの旅2019
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