人気ブログランキング |

<   2013年 10月 ( 24 )   > この月の画像一覧

手作りチーズ

日曜日の昼下がり、夫と二人でフレッシュチーズを作りました☆

近くの農場から搾りたての生乳を8リットル買い付け、夫のおじいさんの秘伝レシピをもとに二人で実践。

b0305039_3322094.jpg


生乳とはこんな感じです。
夏と冬では色合いも異なります。
冬は乾燥させた牧草を食べているので夏に比べると色が白いんです。

b0305039_3355170.jpg


一見、牛乳と同じように見えますが、殺菌されていないためそのままガブガブ飲むことはできません。
ですが、好奇心からちょっと味見。
上層の「クリーム層」とよばれる脂肪が多い部分を口にしてみました。
こってりかと思いきや、さらっとした口当たりに驚きです。

そして、いざチーズ作りに!

大きな鍋に生乳を漉しながら入れて、弱火にかけます。

b0305039_3385358.jpg


規定の温度まで下がったら、凝固剤(カッリョ)を入れて、ふきんを鍋にかけて蓋代わりにします。
凝固剤は、薬局で市販されています。

b0305039_341440.jpg


待つこと30分ちょっと。
生乳が固まりました。ここまできたら、すくって型に入れて表面に塩をふります。
これで完成!!
少し冷めたら食べごろです。

b0305039_345432.jpg


作ったチーズは「ジュンカータ」と呼ばれるタイプのフレッシュチーズです。
今回は、その他に残った乳清で「リコッタチーズ」も作りました。
ジュンカータはさっぱりしたシンプルな味。乳脂肪の弾力があり、口の中で心地良い歯ごたえを感じます。
それに比べリコッタチーズは、甘~くやわらかい食感。本当に飛び上がるほど美味しくできました!

b0305039_3473583.jpg


東京に住んでいる頃から憧れていた手作りチーズ。
こんなにも簡単に作れるとは本当にありがたい☆

無殺菌乳で作る手作りチーズに興味のある方は、日帰りで楽しめるコースを作りました!
ぜひ一度、HPを覗いてみてください。

<南イタリアチーズ教室>
チーズ作り体験コース http://www.373italiacheese.com/#!hannichi/c12jt
by minamiitalia | 2013-10-29 03:53 | イタリアチーズ

Eataly Bari

今年7月にオープンした「Eataly Bari」に行ってきました。
日本では代官山店が5年前にできましたが、ここバーリでは最新のオシャレスポットとして人気を集めています。

前からずっと行きたいと思っていましたが、人ごみが苦手なので、オープンから少し経った今日、夫と散歩がてら訪れてみました。

Eatalyは、バーリの中心地から少し離れた海岸線沿いにあります。

b0305039_0555295.jpg


海を見渡すエントランス前の駐車場に車を止めて、いざ入場!

b0305039_0564124.jpg


中に入ってみると、1階と2階でフロアが分かれています。
1階はワインやキッチングッズ、書籍のコーナー。
2階はチーズ、サラミ、魚、オリーブオイル、パスタやお菓子などのコーナー。
各コーナーにはカウンターがあり、ちょっとした食事をオーダーできるスタイルです。

b0305039_0591397.jpg


まずは2階へ!
エレベーターが進むに連れて、2階の風景がだんだん見えてきました。
なんとプロシュットがたくさん吊られています。すごい!

b0305039_113675.jpg


午後15時すぎだったので、ランチタイムが終わり、人影はほとんどありません。ラッキーです。

b0305039_126667.jpg


チーズ売り場、鮮魚売り場を回り、瓶詰めコーナーで足を止めた夫。
なにやら、「ポルチーニきのこのオイル漬け」に心を奪われていました、、、(笑)

b0305039_175513.jpg


b0305039_183610.jpg


b0305039_143854.jpg


そして、1階へ。
ワインコーナーをさっとのぞいて、キッチン雑貨もなんとなく通り、お目当ての書籍コーナーへ!

日本では買えないチーズの本がたくさんありました☆
何冊か手に取り、迷うこと30分、やっと決断し、3冊のチーズ本を購入。
併せて、Eatalyオリジナルの「季節の野菜カレンダー」と「イタリア全土のご当地ワインマップ」も購入。

b0305039_1104492.jpg


商品の価格は日本のEatalyに比べると明らかに割安です。
しかし、現地のイタリア人には高値。
地元バーリでは、ちょっとしたデートスポット&富裕層の買い物スポットになっています。

「食」についての本の品揃えは良く、欲しい人にはうれしいマニアな本まで揃っています。
(もちろんすべてイタリア語で書かれていますが、、、)

バーリを訪れた際は、新たなショッピングスポットとしてのぞいてみると面白いかもしれません。
by minamiitalia | 2013-10-27 01:27 | プーリア州の観光情報

マンダリンチェッロを作りました!

先週土曜日に朝市で見かけたみかん。
その日のうちに作りはじめ、昨日ついにみかんのリキュール「マンダリンチェッロ」が完成しました!

先日ブログ上で紹介したリモンチェッロのレシピを応用して作ったものです。
みかんのオレンジ色がとってもきれいなリキュールです☆

b0305039_21151960.jpg


この「マンダリンチェッロ」という名前は、わたしが勝手につけたものなのでイタリア人に言っても通じません。
一般的には、単純に「リクオーレ ディ マンダリーノ」と言います。
でも、「マンダリンチェッロ」の方がリモンチェッロの姉妹シリーズみたいで可愛くて、わたしはとっても気に入っています。

さてさて、この時期になると南イタリアの主婦はそそくさと純アルコールを大量に買い、家で手仕事に励みます。
この手仕事、なんだか分かりますか?

それは、食後酒のリキュール作り。

南イタリアの食後酒としては、リモンチェッロがとてもとても有名です。
が、この時期、各家庭ではみんな自分の好みのリキュールを作ります。
レモンを皮切りにアロエ、オレンジ、みかんなどなど。
たっくさん作って、一年中楽しめるように保管しておくのです。

とくに冬の寒い時期は、家でのホームパーティーが頻繁に開かれます。
今週はあなたの家ね、来週はわたしの家に来てね、と交代制のような運営。

どこの家でも自慢の料理&食後酒でお客さまをもてなすのが南イタリア式。

今年の冬は、新居に引っ越して初めて迎える冬。
友達や親戚もたくさん訪れてくれることでしょう。
今のうちにリモンチェッロとマンダリンチェッロを作って、わたしも客人をもてなす準備バッチリです。

写真左は「リモンチェッロ」、右は「マンダリンチェッロ」。
どちらも色がきれいです。
やっぱり手作りに勝るものはないなとつくづく思ってしまいます。
ちなみに、リモンチェッロがすでに少量なのはご愛嬌で見逃してください。(> <)

b0305039_21305786.jpg

by minamiitalia | 2013-10-24 21:34 | 季節の野菜・果物

パルミジャーノ・レッジャーノ

今日は、「チーズの王様」として有名なパルミジャーノ・レッジャーノについて書きます。

b0305039_2005262.jpg


日本では、「パルメザンチーズ」として市民権を得ているチーズです。
パスタを食べるときには、必ずといっていいほど食卓に登場する人気者!

このチーズ、イタリアでは「パルミジャーノ・レッジャーノ」と呼びます。
ちょっと名前が長いですが、主な産地であるエミリアロマーニャ州の「レッジョ・エミリア」と「パルマ」の地名にちなんでつけられています。

もちろんEUが認めるDOPチーズです。
指定地域の牛乳から造られ、熟成期間は最低1年以上と規定され、24ヶ月以上経ったものが最高品質と一般的に言われています。
形は両手でかかえるタイコ型で、重さは30キロ以上あることが条件となり、平均は40キロ程度です。

b0305039_2091461.jpg


ここで、問題です。

1つのパルミジャーノ・レッジャーノチーズを作るのに何リットルの牛乳が必要だと思いますか?

答えは、、、

、、、、、、、、

500リットルです。

こんなにもたくさんの牛乳が必要なんですね。
改めてチーズは偉大な自然の贈り物だなと感心してしまいます。


そして、同じパルミジャーノ・レッジャーノでも等級があることをご存知ですか?

・メッザーノ⇒12ヶ月検査後、長期熟成に適さずに出荷されるもの。
         粉チーズとなってイタリアのスーパーでよく売られています。
・メッザーノ以外のパルミジャーノ・レッジャーノ
 2007年より熟成度を示すシールが付けられています。
 ●18ヶ月以上熟成⇒赤シール
 ●22ヶ月以上熟成⇒シルバーシール
 ●30ヶ月以上熟成⇒ゴールドシール

日本では約2年間熟成したパルミジャーノ・レッジャーノがよく出回っています。
もちろん、熟成期間が長くなるほど人件費や設備費がかかるので自然にチーズの値段も高くなります。

パルミジャーノ・レッジャーノに限らず、イタリアの主なチーズは協会組織の下に製造されています。
自分たちのチーズの模造品が作られないように、きちんとルールを決めて製造に取り組んでいます。
そして、協会が決めた認定マークが各チーズに刻印され、市場で販売されています。

パルミジャーノ・レッジャーノのマークは、写真のものです。

b0305039_2027078.jpg


またチーズのカットも協会の認可制です。
認可番号がないとカットできないようにして、カットされても本物のパルミジャーノ・レッジャーノであることが分かる仕組みにしています。

本日のチーズ講座はここまで。

とにもかくにも、「チーズの王様」といわれるだけあって本当に美味しいパルミジャーノ・レッジャーノ。
日本でも一番手に入りやすいイタリアチーズです。

新酒ワイン「ノヴェッロ」が出回る10月。
イタリアワインと一緒にパルミジャーノ・レッジャーノでイタリアの秋を感じてください。
by minamiitalia | 2013-10-22 20:38 | イタリアチーズ

イタリアの豆腐

土曜日に町の外れにあるBIOショップへ行きました。

お目当ては「豆腐」。

わたしの住むプーリア州では、まだまだ日本食材を売っているお店は少なく、前々から知人に聞いていたBIOショップで販売している豆腐を試してみたいな~と思っていました。
そして、ついにそのチャンスが訪れました。

イタリアでBIOショップは、健康志向の高い人に注目される食品や病気のためにグルテンが食べれない人用の食品を売っている少し特殊なお店。
もちろんお値段も普通のスーパーに比べると割高です。

一歩中に入ってみると、棚にはぎっしりといろいろな商品が並べられていました。

店員さんに案内され、豆腐があるショーケースへ。
300gで3ユーロ。
イタリア・ボローニャで生産され、イタリア全土で販売されている豆腐です。
思ったより小さくて少し驚きましたが、購入を即決。

「その他の日本製品も。。。」と店員さんが案内してくれました。

日本茶、八丁味噌、こんぶ、海苔、梅干、もやしの瓶詰めなどがありました。
中には「梅干酢」なんてものも。
日本人ですら知らない日本製品まで売っています。

その中で私の目を引いたのが「お米」。これもイタリアで栽培されたものです。
500gで2ユーロ。
いつも買っているお寿司用に開発されたお米よりも割安で、粒が小さいのが気に入りました。

今回はトライアルの意味を込めて、この2点のみを購入。

b0305039_1846521.jpg


さっそく、夕食に待望の豆腐を夫と二人で味見。

袋から出してみると、木綿豆腐よりももっと硬い仕上がりの豆腐。

b0305039_1852337.jpg


いざ、口の中へ。
なんでしょう、この洗剤か石鹸のような味わい。真っ先に舌を刺激しました。
そして、その後ゆっくりとかすかな大豆の甘みが口の中にやってきます。

夫は、「日本で食べた豆腐に遠いものの、食べれない代物ではない。」と言っていましたが、
本当の日本の豆腐を知るわたしとしては、絶対NO!です。

やっぱり、日本帰国時に「10ヶ月保存可能な豆腐」(森永が販売)を買い、イタリアに持ち込んだ方がいいなと思いました。

今回はあまり収穫の得られなかった日本食材TRYでしたが、機会があれば今後もどんどん挑戦してみたいと思います。
by minamiitalia | 2013-10-21 18:57 | イタリアならではの食べ物

イタリアのハロウィン

今月は、10月。

そろそろハロウィン用にチョコレートなどのお菓子類の特売が、あちらこちらで目につきます。

b0305039_18274980.jpg


10月31日。

この日が来るのが、毎年怖い私。σ(^_^;

なぜなら、
ハロウィンの夜、町は静まり返ったように人がいなくなり、
子供たちだけが大腕を振って町を練り歩きます。

ここ数年、イタリアでのハロウィン行事は年を増すごとに派手になってきています。

日本のように親子で楽しむ行事として定着しているのならいいのですが、
わたしの住む町では、子供が度を越して練り歩く日になっています。

夕方から夜中にかけて、各家を訪ね歩き、お菓子をおねだるするスタイルはアメリカと同じです。

ですが、一晩で訪れる子供の人数は多く、もちろん全員分のお菓子はとうてい用意できません。
なので、ほとんどの家では一律にお菓子をあげない!という対応策をとっています。

一瞬冷たいように思いますが、
アレルギーのある子供がお菓子に含まれたアレルギー成分により体調が悪くなったり、
もらったお菓子が気に入らずに道に捨てる子がいたりと、年々の教訓からこの対応策が定着しました。

夜20時を過ぎると、始まりだす子供たちの行進。
もちろん付き添いの親はいなく、この日だけは子供たちだけの天下です。

インターホンが鳴ると、ビクッっと鳥肌が。。。

私もこの日だけはインターホン越しに返事をすることはなく、
夜中に何度も響き渡るインターホンの音を耳に、ただただ耐えるだけです。(/_)

ハロウィン翌日の朝、
家の扉には、恒例の子供たちからのうれしくないプレゼントが残されます。

小麦粉や色文字のスプレーを使った落書き。

中には、掃除で取り除きづらいラメ入りスプレーを使う強者や生卵を投げつける子もいます。

なんだかんだ文句を言いながらも、
ハロウィン翌日のこの日だけ、主婦たちはとびきりの早起きをし、
何度も何度も雑巾を使い、家の玄関扉を掃除します。

正直、とってもありがたくない行事になってしまったハロウィン。(´`)

きちんと楽しみ方を教えてくれる大人がいて、
なごやかな行事となることを心から願う今日この頃です。


by minamiitalia | 2013-10-20 18:49 | 南イタリアの日常2013

初秋の野菜便り

今日も夫と二人で朝市に一週間分の野菜を買いに行ってきました!

この時期のプーリア州は夏が終わり、11月の「雨の月」に向けてだんだんと曇り空が多くなる時期です。
市場で見かける野菜の顔ぶれも夏野菜だったり、秋冬野菜だったりとまちまちです。

今日は以下の野菜&果物を市場で買いました。

・カボロリッチ(キャペツの一種のイタリア野菜)
・ラーペ(菜の花に似たイタリア野菜)
・パプリカ(赤・黄)
・ブロッコリー
・にんじん
・インゲン
・みかん

b0305039_18523173.jpg


写真はそれぞれの野菜を少しずつとってキッチンに並べたものです。

市場での買い物はキロ単位が基本ですが、にんじんなどあまり出番が少ない野菜は500g買い、残りは1キロまたは2キロずつ買って、全部で10ユーロ。
日本の野菜の値段に比べるとはるかにお安い。

今日の野菜で一番の高値はどれか分かりますか?

答えは、インゲンです。1キロ2.5ユーロ。

「来週の朝市ではもう姿が見れなくなるよ!」と八百屋のおじさんに言われ、さっそく1キロ購入。
すでに、先週から姿を消したトマトソース用のトマト「サンマルツァーノ」がないにもかかわらず、こんな大量のインゲンをどう食べようか。。。といろいろと考えていましたが、サラダや天麩羅にして早めに消化します!

今日の市場では、他にキュウリやウリ、ナスにメロンなど夏によくみかけた野菜&フルーツも売られていました。
初秋のこの季節、夏と秋の両季節の美味しいものが味わえてお得な気がします。

今週も美味しい産直野菜でわが家の食卓は充実することでしょう☆
by minamiitalia | 2013-10-19 19:01 | 季節の野菜・果物

アイロンの寿命

今週は、雨続きだったプーリア。

昨日から、ようやく晴れ間が見えています。

b0305039_18363317.jpg


よって、今日は洗濯を2回して、夕方にはアイロン掛けの予定です。

本題のアイロンの話に入る前に、「洗濯機」について書きます。

イタリアの洗濯機。

日本のものと比べると、はるかに技術面で後退しています。(涙)

日本で暮らしているときは、30分くらいで通常洗いのコースが終了していたのですが、
こちらでは2時間近くかかります。( ̄∇ ̄*)

最先端技術の国日本で生まれ育った私にとっては、当初驚くべき事実でした。

その後、引越しの際に最新型の洗濯機を買い、
私は早洗い機能を利用して、1時間30分以内に洗い終わるようにしています。

ですが、義母のように昔からの洗濯時間に慣れている人にとっては、
早洗い機能など信用できずに、今でも2時間以上かけて通常洗いをしています。

イタリアの主婦は、本当に忍耐があります。_(_^_)_

そして、
ここからが本題の「アイロン」の話。

イタリアのアイロンは、日本と同様にスチームなしとつきの2種類があります。

現在では、多くの主婦がスチームつきを買って利用しています。
もちろん、私のアイロンもスチームつきです。

日本では当たり前のスチーム付アイロン。
実は、意外と最近イタリアに登場しました。
正確な年数はわかりませんが、ここ10年以内にイタリアに普及しました。←叔母談

イタリア人は大のコットン好きです。

ワイシャツはコットン100%、テーブルクロスもコットン100%、台ふきんだってコットン製です。

「ポリエステルなんて気持ちが悪い!」と、私の周囲はみんな口を揃えていいます。

よって、アイロン掛けの量も半端ではありません。
スチームなくしてアイロン掛けは成り立たず、
むしろ、「スチーム+霧吹き」のダブル使いをします(笑)

結果、アイロンが活躍する回数も、日本の家庭に比べるとはるかに多いと思います。

そして、
イタリアの水はご存知の通り、硬水。

石灰分が多く、スチーム用にアイロンに差し入れ、うっかり使い残すとタンク内が真っ白になります。

アイロン掛けで活躍する真水もスーパーで売っていますが、
割高なため、利用する主婦はわずかです。

もちろん、どのくらいの頻度でアイロンを使うかによりますが、
一般的に、イタリアでアイロンの寿命は通常2~3年といわれています。

b0305039_18355836.jpg

by minamiitalia | 2013-10-18 18:44 | 南イタリアの日常2013

手作りブドウジャム

今日は、朝からわが家のブドウをジャムにする作業に奮闘しました!

プーリア州のブドウの収穫は9月初旬から始まり、10月中旬の今の時期にはすでに旬が終わります。
わたしの住むルティリアーノ町は、ブドウ栽培をする農家が多く、「ブドウの町」として有名です。
ブドウといっても、ワイン用ではなく、フルーツとして食べるブドウです。
イタリア国内をはじめ、ヨーロッパ各国に輸出しています。
日本とも取引をしているので、わが町のブドウがお近くのスーパーに届くかもしれませんね。

さて、わが家のブドウ4種は、白ブドウ2種、赤ブドウ2種です。
今日は、白ブドウの「ヴィットリア」(英語でいう「ヴィクトリー」)と赤ブドウ「パリエリ」(麦わら色をしたという意味)、「レッドグローブ」の3種をジャムに加工しました。
(写真では、左から「ヴィットリア」「パリエリ」「レッドグローブ」の順で並んでいます)

b0305039_22134735.jpg


レシピは簡単です。

<材料>
・ブドウ400g
・レモン汁 大さじ1
・砂糖 80g

<作り方>
1.ブドウは種を取り、砂糖とレモン汁をかけて30分ほど置く。すると次第にブドウから水分がでてきます。
2.鍋に材料すべてを入れて、中火で20分程度煮る。

b0305039_22201943.jpg


以上で完成です。

今回は、白ブドウのみ皮も一粒一粒とりました。
とても甘い白ブドウなので、ジャムにしたときに皮が苦味のもとになります。

全部400gずつ作れればよかったのですが、収穫の都合上、赤ブドウの「レッドグローブ」のみ半分の200gになりました。

b0305039_22195183.jpg


いかがですか?
それぞれのブドウの個性が出ている仕上がりになっているでしょうか?

白ブドウは3種の中で一番甘い果肉なので、ペコリーノチーズ(羊乳チーズ)や青カビチーズなどの塩味が強いチーズに合います。
小瓶のレッドグローブは、酸味がある果肉から作っているので、リコッタチーズなど甘いチーズとのバランスがよいジャムです。
そして、最後に適度な甘さとフルーティーな味わいのパリエリは、牛乳で造られたチーズやお菓子の材料として活躍します。

プーリアのブドウの時期はもうすぐ終わりますが、日本はこれからまだまだ続きますね。
ブドウ狩りなどでたくさんのブドウを手にしたら、ご自宅で長い期間楽しめるジャムにして保管されることをオススメします。
by minamiitalia | 2013-10-16 22:29 | 季節の野菜・果物

モッツァレッラチーズ

今日は日本でもおなじみの「モッツァレッラチーズ」について書きます。

モッツァレッラチーズは、南イタリアを中心にイタリア全土で造られているチーズです。
ナポリが原産だと思われている方もいるかもしれませんが、それは、「水牛乳製のモッツァレッラチーズ」のことです。
ナポリには水牛のミルクで作る「モッツァレッラ・ディ・ブーファラ・カンパーナ」というDOP(EU認定の品質保証マーク)指定されたチーズがあります。
水牛のミルクは乳牛に比べ、採れる量がはるかに少ないので、水牛のミルクから造るこのチーズは貴重な扱いをされ、日本でも乳牛モッツァレッラと一線を引き、有名になりました。
なので、「モッツァレッラ=ナポリ」というイメージをお持ちの方が増えたのだと思います。

ちなみに、水牛乳製DOPモッツァレッラチーズはナポリがある「カンパーニャ州」のほかにローマがある「ラツィオ州」、私の住む「プーリア州」の北部、そして「モリーゼ州」でも製造されています。

そして、モッツァレッラチーズの形について説明します。

モッツァレッラチーズといえば、丸い球状のチーズだと思っていますよね?
実は、オリジナルは紐で結ばれたようなカワイイ形のチーズなんです。

b0305039_19141459.jpg


イタリアでは今でもこの形のモッツァレッラをチーズ屋さんで目にします。
名前は「ノディーニ」(複数形の呼び名)。イタリア語で「小さなリボン」を意味します。
もともとはこの可愛らしい形のみでしたが、時代を経るごとに球状のチーズが世界的に普及してきました。

なぜ、こんなにも球状のモッツァレッラチーズが普及したのか?
その答えは2つあります。

1、球状にすることでチーズ内部にミルクが残り、食べる際にナイフを入れるとジュワッと中から新鮮なミルクが出てきます。このことからチーズがよりフレッシュな味わいになります。

2、調理用に加工しやすい。
  残ったモッツァレッラチーズは翌日に加熱調理され、食卓を飾ります。
  この際に球状だと作る料理に合わせてチーズ1切れの大きさを簡単に調節することができます。
  代表的な例をあげると「ピザ」です。
  本場イタリアのピザは、ピザ生地の上に丸く白いモッツァレッラチーズがのっています。見た目もきれいですよね。
  イタリアのピザ屋さんは前日に仕入れたモッツァレッラチーズの水分を1日かけて抜き、翌日にピザ生地にのせて焼きます。

b0305039_23111948.jpg


ちなみに、球状のモッツァレッラチーズをイタリアで買うときは、「フィオール・ディ・ラテ」と注文してください。
ゲンコツ大のチーズがでてきます。
もう少し小さいサイズをご希望の場合は、「チリエジーニ」(小さいサクランボくらいの大きさ)と注文してください。
写真のように小粒で、女性でも一口で頬張れるサイズです。

b0305039_1927829.jpg


モッツァレッラチーズは奥が深ーいチーズなので、また改めて製造方法等についてはブログ上でご説明します。
by minamiitalia | 2013-10-15 19:33 | イタリアチーズ