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クリスマス2013

今年もあっという間に、クリスマスシーズンが終わってしまいましたね。

みなさんは、どのように過ごしましたか??

わたしは、昨年と同様に家族団らんで、この時期を楽しみました。

イタリアのクリスマスは、基本”家族団らん”で過ごします。

親元を離れ一人暮らしをしている人も実家に帰り、この時期を家族と一緒に過ごすのです。

感覚としては、日本の「お正月」にすごく似ています。

期間中のメインイベントは、25日のランチ。

どの家でもたくさんのご馳走を用意して、
家族みんなでワイワイ盛り上がりながら、数々の料理を平らげていきます!!

わたしの住んでいる地方には、決まったクリスマスの定番料理がないので、
ラザーニャや子羊のオーブン焼きなどの肉料理を食べる家庭が多いです。

が、、、

今年は、おばさんの一声により、「魚料理」に決定しました!!!

みんな、一人一品を持ち寄るという約束つきで。。。

それでは、
今年のクリスマス料理の一部をご紹介します。

■おじさん渾身の一品「バーリ風フォッカッチャ」

 カリカリした食感がたまらなく美味しかった~♪
 バーリ風は、薄っぺらいのが特徴です。
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■義父母の情熱の一品「海の幸のパスタ」

 パスタは、プーリア名物の「カヴァテッリ」と「オレッキエッテ」のミックスです。
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■わたしのなんちゃって巻き寿司
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■おばさんの力作「カレイのオーブン焼き」

 イタリアでカレイはとても珍しく、初めて食べる人も多かったのには驚きました。
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この他にも、
ソーセージのグリルや手作りパン、グリーンピースのスフレ、各種フレッシュチーズなどがありました。

そして、
最後はお待ちかねのスイーツ。

この時期の定番は「パネットーネ」と呼ばれるイタリアのクリスマスケーキ。
(夫のおばあちゃんつきの写真です)
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スポンジケーキの中に干しブドウ、オレンジやレモンの皮のシロップ漬けが入っています。

イタリア全土で人気です。

そして、
その他にプーリア名物のクリスマス菓子「カルテッラーテ」。
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クッキー生地に似たものを揚げて、ハチミツやヴィンコットをかけて食べます。
(写真はハチミツVer.)

どうですか?

たくさん食べますよね!?(汗)、、、
なので、この時期は誰もが太るわけです。

ちなみにイタリアの伝統的な飾りはクリスマスツリーではなく、
「プレゼーペ」と呼ばれるキリスト誕生の瞬間を模した飾りです。
(こちらもおばあちゃんつきです)
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今では、クリスマスツリー&プレゼーペの両方を飾る家が多くなりました。

25日が終わったからといって、
クリスマス飾りはまだ片付けません!!

「エピファニーア」と呼ばれる祝日(1月6日)まで
そのまま飾っておかなければなりません。

エピファニーアについては、また後日、説明&ご報告します☆
by minamiitalia | 2013-12-30 06:12 | 南イタリアの日常2013

クリスマスの風物詩

クリスマス時期に、至るところで見かける「プレゼーペ・ヴィヴェンテ」。

今日は、わが町でプレゼーペ・ヴィヴェンテが実施されたので見に行ってきました♪

「プレゼーペ・ヴィベンテ」とは、生きた人間がイエス誕生の瞬間を再現したもの。
とっても宗教的なイベントなんです。

イベントが実施されている広場前に到着。

すでに、鈴なりに行列ができていました。
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そして、待つこと20分。

ようやく入場です。

会場に入ってみると、
子供たちがイエス様が生まれた当時の生活を再現していました。
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中には、天使の姿をした子もいました。

カワイイ~☆
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一番を奥を見てみると、なにやら人だかりがすごい!
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みんなの注目を集めていたのは、
「イエス様が生まれた馬小屋」(を再現したもの)。

ヴェールをまとったマリア様もいました。
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実施の時間帯は、夜18時から22時まで。

この4時間、子供たちは寒空の中、必死に自分の役を演じなければなりません。
町の宗教イベントに貢献しようとする子供たちの純粋な心に頭が上がりません。

クリスマス時期には、イタリアのいろんな町でプレゼーペ・ヴィヴェンテが実施されます。

この時期にイタリアを訪れる方はぜひご覧ください。
by minamiitalia | 2013-12-23 05:24 | 南イタリアの日常2013

プロセスチーズ

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日本人なら誰もが小さい頃からよく食べている「プロセスチーズ」。
先日、チーズ教室のお客様から質問をいただいたのでブログでも説明します☆

「ナチュラルチーズとプロセスチーズの違いについて」
簡単にいうと、ナチュラルチーズの原料は「乳」、プロセスチーズの原料は「ナチュラルチーズ」です。

プロセスチーズの作り方を一言で説明するとこのようになります。

ナチュラルチーズを粉砕し、「乳化剤」という食品添加物を加えて加熱し、全体を均一に溶かし混ぜ、殺菌して容器に詰めて冷却します。

言ってしまえば、プロセスチーズは上記の工程を経て作りだされたチーズの「加工食品」なんです。
また、熟成によるチーズ自体の変化がない分、ナチュラルチーズに比べてはるかに安定性のある保存食品です。

日本が海外から輸入するナチュラルチーズ、その中でも輸入量の1位と2位を飾る「オーストラリア」と「ニュージーランド」。
この2ヶ国からはチェダーチーズやゴーダチーズを大量に輸入し、プロセスチーズの原料にしています。


では、なぜプロセスチーズはこれほどまでに日本人の生活に浸透したのか??

1.生産地と消費地の距離

欧米ではチーズの生産地と消費地が近い、いわゆる「地産地消」が普通です。
村でできたチーズを村人が市場で買い、すぐに食べる。これが欧米の自然な消費スタイルです。

それに比べ、日本はチーズが普及し始めた昭和初期、生産地である北海道から消費地である東京・大阪へ輸送をしなければなりませんでした。
輸送期間を考えると品質が変わりにくいプロセスチーズの方が便利でした。

2.味わい

個性的なナチュラルチーズの味わいに慣れ親しんでいない日本人にとって、風味が穏やかなプロセスチーズが好まれました。

3.ナチュラルチーズに関する知識

チーズになれ親しんでいない日本では、消費者はもとより販売者でもナチュラルチーズに対する知識が乏しく、チーズの管理も難しかったため、保存性が高く取り扱いやすいプロセスチーズが好まれました。

このような理由から日本のチーズ文化はプロセスチーズから出発したんですね。
そして、今も日本人の生活にこれほどまでに浸透しています。

ちなみに、プロセスチーズはスイス人によって開発され、アメリカ人のクラフト兄弟が本格的な商品化をしました。

ナチュラルチーズとプロセスチーズ、現代の日本ではどちらも簡単に手に入る環境です。
友達との食事会では味わいのバリエーションが豊富なナチュラルチーズ、家庭での料理に一味加えるには保存性が高く、味わいがマイルドなプロセスチーズなど。
時と場合に応じて使い分けるのが、チーズを楽しむ生活の第一歩につながると思います。
by minamiitalia | 2013-12-21 00:36 | イタリアチーズ

オリーブ畑のモグラ塚

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先週末も夫とオリーブ畑をお散歩。

実は、おかげさまで自家製オリーブオイルの売れ行きがよく、お散歩を兼ねて来年のためにオリーブの木の様子を観察しにいきました。

今年の春にわが家が所有する500本のオリーブの木のうち95%を剪定しました。
来年は余計な枝がない分、プーリアの元気な太陽をぐんぐん浴びてたくさんのオリーブの実が育つ予定です。

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500本もあると手入れもなかなか大変ですが、代々ご先祖様から受け継がれてきたオリーブ畑。
わたしたちも大切に管理し、次の世代に残していくのがファミリーの一員としての使命です。
と、固いことを書きましたが、とにかく大切にしたい気持ちでいっぱいデス。

4つの区画に分かれるオリーブ畑。夫によると全部で7.5ヘクタールあるそうです。
10メートルごとにオリーブの木が植えられ、ゆったりとした間隔でそれぞれの木が生き生きとして立っています。

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そして、今回は初めて奥まった第4区画をお散歩。さっそく野生のラーペを発見。
白いお花が可愛くて可憐です。


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続いて発見したのは、なんと「モグラ塚」(モグラが穴を掘った際に地上に置いた残土)。

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この穴の下にモグラが住んでいます。
こんなにたくさん穴があるので、一体何匹のモグラが住んでいるのでしょう!?
絵本でしか見たことのないモグラ。
見てみたかったぁ、、、
残念ながら、モグラは日中ほとんど地上には出てこないそうです。ガッカリ。。。

まさしく自然と人間が共存するプーリア。
東京育ちのわたしにとっては、驚くほど自然が根付く大地です。
見たことのない光景に出会うたびにいつも新鮮な発見をします。
ひとつ、ひとつがこの地で生きていくための勉強なんですよね。

秋にプーリアを訪れると、思った以上に驚く自然を見ることができるかもしれません。(笑)
by minamiitalia | 2013-12-16 03:19 | わが家のオリーブ畑

テラコッタ陶器の工房見学

わたしの住む町には、テラコッタ陶器の文化が伝統的に受け継がれています。

「テッラ」=「土」、「コッタ」=「焼く」
ということで、地元原産の赤土を焼き、料理鍋や郷土玩具フィスキエットに加工します。

昨日は南イタリアチーズ教室のお客様と、町に数いる職人さんの中でも大物のアントニオおじさんの工房にお邪魔してきました。

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まずは、工房併設の売店で実際のテラコッタ製品を見ていただきます。
テラコッタ陶器ってどんな触り心地?重さは?どんな形があるの?
まずは実物見ていただかないことには、日本人には想像ができません。
(わたしもお嫁に来る前はまったく知りませんでした)

製品を見ていただいた後は、工房内でのデモンストレーション。

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さすが!この道58年の大ベテラン!!!(9歳からこの仕事を覚え始めたそうです)
土の塊を見る見るうちに水差しに変えていきます。

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そして、作業開始からたった2分後、完成した水差しがこちら。

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そして、「注文が入ったからこれも作るね」とあっさり作ってくれたのが、超ミニチュアの水差し。
外見だけを作ったのではなく、内側が空洞になっていて水差しとしてきちんと機能する代物です(驚)。

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そして、デモンストレーションの後は焼き釜を見学。
実は陶器を焼く際に使う燃料は、なんとアーモンドの殻。
燃える速度がゆっくりで、陶器に熱がゆっくり伝わり均一の焼き加減になるためだそうです。
1回に釜焼きする陶器の数は、大小いろんな形のものを合わせて約3000個。

と、ここまで見学し、いざショッピングへ。

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わたしもお目当てのお鍋を発見し、さっそく買っちゃいました。

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このお鍋でオーブン料理をすると、味が格段に美味しくなるんです。
昔からこの地方の主婦には必需品で、サイズ違いで何個もキッチンに常備されています。
わたしも記念すべき2つ目の鍋を購入。

アントニオさんの現在のお弟子さんは、アフリカ出身の女性一人。
残念なことに年々この職人技を学ぶ人が少なくなっています。

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大切な地域の伝統が失われないためにも、これから少しでも多くの方にこのテラコッタ陶器を知っていただきたいと思います。
by minamiitalia | 2013-12-11 00:10 | プーリア州の観光情報

時間の感覚

今回は、イタリア人(南イタリアに住む)の時間の感覚について書きます。

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まずは、

(1)家の時計について。

イタリア人家庭にある時計の数はいくつだと思いますか?

日本の家なら、リビング、寝室、書斎など置時計や目覚まし時計を含めて、最低2~3つはありますよね!?

ところが、イタリア人家庭では、あっても1つ。
家によっては、時計自体置いていない家もあります。(;゜∀゜)

なぜなら、教会の鐘の音を聞いておおよその時間を読むからです。
すごいアンティークなやり方ですよね。

このことから分かるように、イタリア人は時間にルーズです。(-_-)

さらに、

「夏時間」(日本との時差7時間)と冬時間(日本との時差8時間)があることもあり、
たいてい時計の針は1時間前後して、時刻を指しています(笑)。
(1時間の変更を時計に加えないで、そのまま生活しているからです。)

(2)友達との待ち合わせ

日本人だと、約束の時間をある程度守りますよね?

たとえ遅れたとしても、5分や10分程度の軽い遅刻。
「5分前行動」を実践するしっかりさんもたくさんいます。

それが、ここ南イタリアになると軽い遅刻で30分。
1時間以内の遅刻は許容範囲です。

本当に時間にルーズな国民性には驚くばかり。。。(¬_¬)
今はもう慣れましたが。

しかも、こちらの習慣では、友達との外出は「土曜日の夜」が基本。

日本なら、夜19時がたいていレストランを予約する時間。
こちらは、夜21時が予約時間。

この予約時間から、1時間の遅刻を含めるとオーダー開始が夜22時。

そして、満席の店内では、たいてい1時間ほど料理の到着を待つのが普通。
ということで、ディナーにありつけるのは23時。

こんなに遅い時間に、ピザや肉料理などを食べるのが南イタリアの土曜日の過ごし方。

待ち時間は、ひたすら話す!話す!話す!(_;)

本当に!口から生まれた人種と言っても過言ではありません。

こちらでは「話さない人間は、死人と同じ」という言葉があるほど
話すことでコミュニケーションをとるのが普通です。

そして、(3)お店の開店時間。

イタリアのお店では、多くの場合、営業時間がお店の外壁に書かれています。

個人商店がまだまだ多い南イタリア。
この記載された開店時間にオープンするお店は、ほぼ皆無。

肉屋さん、花屋さん、ミニスーパー。
必ずみんな開店時間に遅れて店主が到着します。

「ちょっとバールに寄っていたから」「家事が片付かなかったから」など
ちょっとした理由をもってお店に到着します。(・・;)

よって、
南イタリアに来た際は、書かれている開店時間よりも遅くお店に行くことをオススメします。

南イタリアに住むイタリア人の時間の感覚について書きましたが、
同じイタリアでも、北部と南部では生活リズムが違うと聞きます。

私は南にしか住んだことがないので比べることはできませんが、
北イタリアの人は、みんな時間にある程度正確だと聞きます。

時間にはルーズですが、南イタリアの生活にはたっくさん良いこともあります。

ここに暮らし始めて「日本人は分刻みで生活することを余儀なくされているなぁ」と、
自分の日本生活を振り返り、つくづく感じます。σ(^_^;

たまには、時間に支配されないのんびりした一日をお過ごしください☆


by minamiitalia | 2013-12-05 18:30 | 南イタリアの日常2013